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現在、闇金融は深刻な社会問題になっています。そのような闇金融問題に歯止めをかけるため、15年7月25日にヤミ金融対策法(貸金業規制法及び出資法の一部改正法)が成立しました。
ヤミ金融対策の主な内容は、以下のとおりです。
貸金業登録の審査について、申請者等の本人確認を義務化するとともに、人的要件(例えば、暴力団員の排除)の強化や財産的要件の追加、各営業店への主任者の設置の義務付けにより、さらに厳格な登録審査を行うこととなりました。
高金利貸付け、無登録営業に関する罰則が大幅に引き上げられました。
また、高金利を要求する行為そのものも罰則の対象となりました。
(※)出資法で定める貸金業者の上限金利(年20.0%)を超える利息の貸付契約を行った場合
無登録業者の広告、勧誘行為について罰則が適用されるようになりました。
正当な理由のない夜間の取立て、勤務先等居宅以外への電話や訪問、第三者への弁済の要求など行ってはならない取立行為の具体例について、法律で明確にされるとともに、罰則も引き上げられました(無登録業者の行為も罰則の対象となります)。
(注)罰則の引上げについては、9月1日に施行
登録業者・無登録業者を問わず年109.5%以上を超える利息での貸付契約を行った場合には、当該契約は無効であり、利息については一切支払う必要がありません。
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